COLOR’z、通算5度目のワンマン公演をEX THEATER ROPPONGIで開催。いつかは日本武道館?!この旅、まだまだ興味は尽きないね。

橘れおな、月野菜生、一ノ瀬ゆい、風愛ことり、辻村美月という最強のメンバーたちによるCOLOR'z。これまでに彼女たちは、新宿ReNY、Zepp Divercity、恵比寿リキッドルーム、新宿ReNYと、計4回のワンマン公演を重ねてきた。COLOR'zが、通算5度目となるワンマン公演の場として発表したのがEX THEATER ROPPONGIだった。

本当なら、昨年の今の時期に、メンバーたちはこの舞台に立っているはずだった。だが、コロナ禍により延期に。ようやく1年後の6月11日(金)に、COLOR'zはEX THEATER ROPPONGIの舞台上から今の自分たちの等身大の姿を。自分たちはまだまだ伸びしろを持った無限の可能性を持った存在であることを、訪れた人たちの脳裏へ強く刻んでいった。「~COLOR'z5thワンマンライブ~GANGSTARPARTY5 in EXTHEATER 」と題したこの日のライブの模様を、ここにお伝えしたい。

暗くなった場内、舞台後方に設置した巨大なスクリーンに映し出されたのは、これまでのCOLOR'zの歩みを綴った物語。最後に記された「ただいま」の言葉を目にしたとき、気持ちが揺れた…。

舞台の上で円陣を組む5人。新しい物語の書き出しは、「その存在が消えかけてしまう前 ただ証明をしてよ」と歌う「存在Prove」から始まった。月野菜生の歌声を合図に楽曲が激しい唸りを上げると同時に、フロア中に金色のテープが降り注いだ。いきなり胸を揺さぶる演出だ。メンバーたちは、気持ちを騒がせる楽曲へ高ぶる感情を重ね合わせ、力強く歌っていた。フロア中で大きく揺れ動くカラフルなペンライトの光が眩しい。舞台の上も、フロア中も、目映い輝きに包まれてゆく。ヤバい、高ぶる気持ちが身体を熱く疼かせる。彼女たちは歌う、「この存在を 証明をしてほしいだけ」と。今日は、その言葉を高らかに示す場だ。

いつか、かならず雨は上がるように、どんなに艱難辛苦な道だとしても、信じた強い意志が揺るがない限り、その輝きはけっしてくすむことはない。凛々しい表情で「雨のち晴れ」を歌い躍る彼女たち。目映いレーザーの光が交錯する舞台の上で、5人は、その光以上のエナジーを放つように歌っていた。パワフルな5人の歌声に胸を熱くした大勢の人たちが思いきり拳やペンライトを振っていた。

パワフルなパフォーマンスから色を塗り替えるように、COLOR'zはダウナーなダンスロックナンバー「無重力Departure」を心の声を響かせるように歌いだした。憂いを持った声色で、でも、次第に躍動する演奏へシンクロするように、彼女たちの感情が、歌声が、大きく浮遊していく。5人は歌う、「繋いだ点が道になる」と。それは、これまでのCOLOR'zの歩みを示した言葉だ。彼女たちは声の手を伸ばしながら歌いかける、「飛び立つなら ついておいでよ」と。「飛び立てたら 離さないから」と歌う声をしっかりとつかみたい。重力を超え、思いと思いで彼女たちと繋がり続けたい。

ヒリヒリとした音が身体を熱く貫いた。ふたたびCOLOR'zは躍動した楽曲を突きつけた。心が壊れそうな日々の心情を、7日間という時の流れを通して描き出した「ナノカメ」た 。5人は痛む心の声を強い叫びに変え、歌っていた。意志を携えたその声が、ダイレクトに心へ突き刺さる。彼女たちはネガティブな気持ちさえ、希望 や熱量へと変換するように歌っていた。それが、自分たちの生き方なんだからと叫ぶように…。

5人のMCも、とても元気満載だ。でも、いつも通りのほわほわとした一ノ瀬ゆいのMCにも嬉しい安心を覚えてゆく。

その魔法は、ずっとずっと僕らを魅了し続けてきた。その魔法の呪文(歌)に魅了され、僕らはCOLOR'zを追いかけ続けてきた。次のブロックの始まりに、COLOR'zはライブでの定番曲「アブラカタブラ」を歌唱。その呪文は、高陽という消えない魔法を僕らにかけてゆく。身体の疼きを止められない。だけど今は、それでいい。だって、それが欲しいんだもの!!!!!

立て続けに披露したのが、COLOR'zのライブの中、たくさんの人たちと心を繋ぎ合わせてきた「お願いマイフレンド」だ。「ずっと友達、何があってもって約束した」と歌うこの歌詞は、僕らとメンバーを繋ぎ続けてきた誓いの言葉。気持ちを騒がせる激熱な楽曲に乗せパワフルに、大胆にパフォーマンスするメンバーたちの姿に煽られ、大勢の人たちが、その場で大きく身体を揺らしていた。後半に生まれた、メンバーと観客たちが気持ちを一つに拳を振り上げたときの高陽した気持ちが、堪らなく胸を騒がせた。

とても晴れた、開放感たっぷりの楽曲だ。COLOR'zは、平凡な日常をカラフルに染めあげるように「カラフル」を歌唱。舞台の上で無邪気に戯れながら、メンバーたちは明日を彩り鮮やかに染めるよう、笑顔で「カラフル」を歌っていた。

1曲ごとに場面を、いや、物語の舞台を変えながら、今宵のCOLOR'zのライブは熱狂や興奮という絵筆で、この空間に色鮮やかな一冊の絵本を描き続けていた。その絵本は、めくるたびに、胸を騒がせる物語を飛びだすように見せてゆく。

「今日、1年ぶりにリベンジが出来ました」と語ったのが、風愛ことり。月野菜生の卒業を控えていることもあり、5人で上がるワンマン公演の舞台は、この日が最後。だからこそ5人は、忘れたくない物語をこの舞台に刻もうとしていた…と書きたいところだが、意外にも緩ーいトークを繰り広げていた。むしろ、それも何時もらしさでいいじゃない。

これまで以上に激しく攻めるように、COLOR'zが突きつけたのが「Survivor」だ。彼女たちが声高らかに「やだやだやだやだやだやだやだよー!」と駆け足しながら歌い叫ぶ声を聴くたび、一緒にその場で駆けだしたい気持ちに染まっていた。彼女たちは歌う、「もがき倒し希望の光見えた 負けてたまるか」と。どんな時代の中でもサバイブしてきた彼女たち。笑顔で歌うその裏側には、不屈の闘志が漲っている。

この空間を、さらにカラフルに塗り替えるように、COLOR'zはダンサブルなパーティロックチューン「HAPPY EVERYDAY」を届けてくれた。乙女たちが無邪気にはしゃぐような姿も見せながら、5人は無条件で人の心を幸せにする、「楽しい」という歌のオーラを届けていた。彼女たちの戯れる姿に刺激を受け、さらに楽しい気分が爆発。まさに今、最高にHAPPYな気分だ。

EX THEATER ROPPONGI公演を迎えるまでのメンバー一人一人の心境を語った映像を受け、ライブは終盤へ。舞台に登場したのが、2人の新メンバーを加えた7人編成のCOLOR'z。彼女たちは「ヒトプログラム」を歌いながら、さらに進化し続けるCOLOR'zの姿を、いち早くこの場で披露。どんな逆境の中からだろうと這い上がってきた彼女たちらしい、未来の示し方じゃないか。歌詞の一節ではないが、「モノクロの写真に色がつきだし」の言葉のように、さらに多彩な色を増してゆく未来のCOLOR'zの姿に、嬉しく心が騒いでいた。

ここで、メンバー一人一人が、今の思いを語りだした。

「5人でのワンマンライブは今日が最後ということで、私たち一人一人、去年の6月のEX THEATER ROPPONGI公演が中止になってからの1年間たくさん準備をしてきました。去年より一層いいライブになっているんじゃないかなって思います。この瞬間をみなさんと共有することができて本当に嬉しいなって思ってます。この先もCOLOR'zはずっと続いていくので、応援よろしくお願いします」(辻村美月)。

「わたし、ホントに何かを真面目に取り組んだことがあまりなくて、いつもいい加減にあきらめたりしてたんですけど。COLOR'zを始めてから、初めて真面目に頑張りたいと思ったし、こんな素敵な仲間に出会えて、素敵なファンの方に応援の言葉をいただいて、ホントに自分自身強くなったなと実感しています。5人でのワンマンライブは最後なんですけど、ホントに最後まで最高の想い出を作って、次のステップへ前向きに進んでいこうと思ってます。」(風愛ことり)

「わたしは初期メンバーとして活動させてもらっているんですけど。初期メンバーなのに、COLOR'zの。格好よさが一人だけ出せないなってずっと悩んでて。それでも、「ゆいちゃんのこといいなと思ってくれてるよ」っていう人がいてくれてるおかげで、いつもいつも頑張れてます。これからは、菜生ちゅんも卒業してしまうし、でも、ゆいは菜生ちゅんを笑顔で背中を推してあげたいです。新候補生もこれから加わり、どんどん進化していくので、みんな見逃さずについてきてほしいです」(一ノ瀬ゆい)

「1年越しにここに立てることが出来て本当に嬉しいです。COLOR'zのメンバー個人個人で思い悩むこととかあっても、さまざまな思いを抱えながらも、COLOR'zで活動するときは表に出さずにじっと堪えて、活動が円滑にいくようにってCOLOR'zを前に進めていってくれたように、みんな大人で、アイドルとして100点だなと思う子ばかりです。COLOR'zはまだまだ先に進んでいきたいと思っているので、良かったら最後まで見届けていただけたらなと思います」(橘れおな)

「みなさんのおかげで幸せな1日になりました。どんな状況でもついてきてくださっているみなさんがいるから。どんな状況にも負けず、COLOR'zを止めないようにずっと進み続けさせてくださったスタッフのみなさまがいたから。何より、誰一人欠けることなく一緒に乗り越えてくれたメンバーのみんながいるから、今日こうして、1年越しのリベンジワンマンが出来ました。今日の私たちは、間違いなく世界で一番の幸せ者だと思います。ここにいてくださっているみなさんも、同じ気持ちでいてくれたら嬉しいなと思います。今日が、わたしにとって最後のワンマンライブへの出演になりますけど。COLOR'zは、まだまだどんどん上に進んでいきます」(月野菜生)、

「わたしはですね、4月に事務所に入って、COLOR'zの候補生として活動をさせていただいて、正直つらいことや大変だなと思うところもあったんですけど。早くCOLOR'zの一員になりたいなという気持ちでここまで頑張ってきたので、今日ここに立てたのをすごく嬉しく思います。今までCOLOR'zに関わったすべての方たちの夢は、わたしにとっての夢でもあります。これからもその夢に向かって一緒に歩んでくれたら嬉しいです」(華月のの)

「わたしはアイドル活動自体が初めてで、ちょっと慣れないことも多いんですけど。メンバーの方々が優しいし、ファンの方々も優しくて、菜生さんも優しくて、いつも支えられてます。これからは、菜生さんのぶんも頑張るので応援してくれたら嬉しいです」(神谷月雫)

「大切な人のことを思って聞いてください」。5人の美しい歌声が重なりながら、少し切なくも、でも、心地好いハーモニーを作り出す。COLOR'zが届けたのが、「三年後の君と」。三年前、自分は何をやっていたのだろうか。もちろん、三年前から「COLOR'zと一緒に物語を作っていたよ」という人たちもたくさんいるだろう。三年後も、こうやって彼女たちと、この気持ちを分かち合っていれたら…。彼女たちが、自分たちの居場所を探すように歌うこの曲を聞きながら、COLOR'zと歩んできた道のりを。そして、これからも共に進みながら、その先に広がる道の先へと想いを馳せていた。切なさも覚える歌なのに、強い意志を抱いた5人の歌声に力をもらえたのは、彼女たち自身が、未来しか見ていないから。それを、改めて「三年後の君と」を通して示してくれたのが嬉しかった。

「みんなの笑顔をたくさん見せてください」。最後は、やはりこの歌だ。この会場中にいる人たちへ感謝と、これからも未来へ向かって走り続ける自分たち自身へエールを送るように、COLOR'zは「YELL」を満面の笑顔で、希望を抱いた晴れた歌声で「君が好きだ」と歌っていた。「こんなちっちゃな 私見つけてくれた」「今はまだでもいつか咲くから 見届けて欲しくて」と歌う彼女たちへ向け、フロア中にカラフルな光の花がたくさん咲いていた。ともに感謝の想いを感じながら、一緒に笑顔と光の花をこの場いっぱいに咲かせていける、この瞬間が大好きだ。本当なら、一緒に歌いたかった。それが出来ないからこそ、みんな手にしたペンライトや振り上げた腕を振りながら、想いに熱が注がれ続ける限りけっして枯れることのない花を、この日も咲かせていった。

アンコールの最初に彼女たちが届けたのが、5人編成による「ヒトプログラム」。先ほどとは異なる、力強く躍動した歌声とパフォーマンスを、彼女たちは、原点となる衣装姿で届けてくれた。改めて、これがCOLOR'zの源となる姿だと示すように、5人は広い舞台さえ物足りないと感じさせるパワフルな姿で、観ている人たちの気持ちを熱く煽り続けていった。まさに、COLOR GANGな姿がそこにはあった。演奏が進むごとにパワーが増してゆく、それが最高じゃない!!

「これからもみなさんが進むその先にCOLOR'zがいますように」。何度、いや、何十回この歌に勇気をもらっただろう。最後にCOLOR'zが届けたのは、やはり「道標」だ。彼女たちの「ゆらゆらゆ~らり」と歌う声に合わせ、フロア中でもカラフルな光が大きく揺れていた。「道標」に触れながら、少し滲んだ瞼でゆらゆらと身体を揺らし、彼女たちの力強く元気な姿に熱い眼差しを向けていた。いつしかフロア中の人たちがその場で大きく飛び跳ねながら、彼女たちの示した未来への道をこれからも一緒に歩み続ようと約束を交わしていた。

未来への道標を探すCOLOR'zの旅は、まだまだ続いていく。その先に、しっかりと道標が見えているからこそ、そこへ辿り着くまでCOLOR'zは止まることなく走り続ける。そこへ辿り着いたとき、また新たな道標を掲げ、そこを乗り越えようと、彼女たちはさらに走り続けてゆく。それは、人が人生という長い旅を続けてゆくのと同じ。何かのきっかけで、人生という旅の途中で出会ったCOLOR'zという存在に心が熱くなり、彼女たちが辿り着こうとしている道標まで一緒に旅をしたくなった。その旅を、何度も繰り返していたら。その道中、いろんな人たちが旅の仲間として加わりだし、この日、5人と一緒に僕らはここ(EX THEATER ROPPONGI)にいた。次は、どこの道標まで歩もうか。それは、彼女たちが目標として掲げている日本武道館?!この旅、まだまだ興味は尽きないね。そして…2022年上半期に6thワンマンを開催するためにすでに準備段階に入っているとのこと。COLOR'zからの告知が待ち遠しい!

TEXT:長澤智典

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