燃えこれ学園が、三浦千鶴の生誕祭を開催。「また大きい会場でライブができるようになった頃には、わたしも燃えこれ学園を引っ張っていける一人になれるようにがんばります」と、三浦千鶴が宣言!! 

PHOTO:平島理

燃えこれ学園が、月2回のペースで行なっている「無観客ライブ配信」。5月は、メンバーの三浦千鶴と佐々木千咲子の生誕祭が行なわれる。ここでは、5月19日(水)にお客さまも入れた形でのライブ配信公演として行なわれた「三浦千鶴生誕祭!」の模様をお伝えしよう。

この日のセットリストは、主役となる三浦千鶴みずから考案。三方面を大きなモニターの壁で囲んだ舞台の中、ライブは、成田麻穂・三浦千鶴・佐々木千咲子・稲森のあ・奥原澄香と歌い繋いだ「Re-START」から幕を開けた。続く楽曲が最新ナンバーの「オルゴール」。この日のライブの序盤に、彼女たちは2020年と2021年に発売した2枚のシングル曲を並べてきた。長く燃えこれ学園を応援してきた人たちは、もちろん。無観客ライブ配信以降の活動を通して燃えこれ学園に触れた新規ファンにとっては、今の燃えこれ学園のライブの定番曲であり、推し曲を並べた流れは気持ちを嬉しく高ぶらせてくれた。また、「Re-START」の曲中に、5月の公演はリモート参加になった當銘菜々のため、三浦千鶴が當銘菜々のパネルを掲げ「(今日は)11人で楽しむよー!!」と叫び、この日も11人(メンバー全員)で舞台に立っていることを宣言してくれたのも嬉しかった。

5月の公演に関して、メンバーの當銘菜々は、家族に新型コロナウイルスの陽性反応が出たことから、本人は陰性で元気ながらも、大事をとってリモートで参加。自己紹介でスクリーンに映し出されたときに涙を流していたのは、「Re-START」時の三浦千鶴のサプライズに感動してのこと。

ジャジーな楽曲が流れだした。お馴染み、「シンデレラ・クレイム」の登場だ。曲の雰囲気に合わせ、メンバーたちはクールな歌声とダンスを見せてゆく。続く「BRAVE」では、歌声に力を込めたエネルギッシュでパワフルな姿を表現。笑顔の彼女たちも魅力的だが、凛々しい表情やパフォーマンスを示す燃えこれ学園の姿も、ライブには欠かせない。「BRAVE」の終盤、メンバー全員でヘドバンしてゆく姿も観ていて圧巻だった。

タオルナンバー「風と君と虹と僕」では、三浦千鶴がリードを担当。この曲には、蒼音舞・稲森のあ・高未悠加・三浦千鶴・熊野はるが参加。メンバーらは胸をドキドキと騒がせる楽曲に乗せ、タオルをまわしながら舞台の上ではしゃいでいた。続く「Melodious Revolution」は、成田麻穂・佐々木千咲子・仲川つむぎ・奥原澄香の4人で歌唱。彼女たちは、沸き立つ熱情をぶつけるように、凛々しく、力強く歌いあげていった。

「みーんなの大好きを聞かせてください、せ~の」と呼びかける高未悠加の言葉に続いて、メンバー全員でタイトルをコール。歌ったのが、こちらもライブには欠かせない「すき!すき!好き!!」。この歌に触れるたび、彼女たちの声に合わせ、一緒に「君が好き」と叫びたくなる。「すき!すき!好き!!」に触れている間中、気持ちがキラキラと輝き続ければ、顔がにやけてしまう。この感覚、何度だって味わいたい!!

ここからは、三浦千鶴の生誕祭コーナーへ。主役が着替えている間、本人からの「わたしを褒めてもらいたい」というリクエストを受け、熊野はるいわく「燃えこれ学園のメンバーの中でも、郡を抜いて「可愛い、可愛い」と甘やかされ」ていながらも、欲しがり屋の三浦千鶴に向け、メンバーたちが「三浦千鶴の良いところ」を次々と語りだす。高未悠加は、褒めたときには照れた仕種をしながらも、あとでSNSを通しテンション高い喜びの反応を返してくれるところにギャップ萌えしていることを。稲森のあは、「シュンとして、姿勢も美しくて、躍ってる姿に憧れて、ダンス練習頑張っています」と。佐々木千咲子は、「ちょっぴりわがままなところを素直に言ってくる姿が可愛い」と。山田みつきは、「後輩思いで、食べてもぜんぜん太らなくて、ダンスも上手くて」と褒めたたえていた。全員に共通していたのが、「やっぱし、ちー (三浦千鶴)は可愛い」ということ。最後に、成田麻穂が「(良いところは)全部でーす」とまとめあげていたこともお伝えしておこう。

メンバーらのやりとりに続き、黄色の花模様をあしらった白いドレス姿に着替えた三浦千鶴が舞台へ。まずは、書き認めた手紙を朗読。それが、以下の内容になる。

「今年無事に、この日に生誕祭ができて本当に嬉しいです。直前に緊急事態宣言の延長が発表され、不安な日々が続いたけど、この日に開催できるようにといろんな人が動いてくれました。本当にありがとうございます。

わたしは、燃えこれ学園に入って5年目を迎えました。「なんとなく楽しそう」という理由で入った燃えこれ学園は、本当に楽しいです。楽しいけど、それだけではやっていけない世界です。メンバーとこれから叶えたいことのお話をしたときは、わたしは、叶えたいことがすぐに出ませんでした。怪我で「やめること」を考えていた時期があったからか、燃えこれ学園を応援してくれる人たちは優しくて、「残ってくれただけで嬉しいよ」と言ってくれます。わたしは、その言葉にずっと甘えてました。「そう言ってくれるのは嬉しいけど、このままじゃ駄目だ」と思って、みんなと「これから叶えたいこと」についてお話をしたあと、自分なりにいろいろと考えてました。

わたしが燃えこれ学園に入ってすぐ、「Go to 武道館」というチャレンジがありました。大きな会場でのライブ。そこには人があふれてて、ステージからは数えきれないくらいのサイリウムの輝きを見たことがあります。その景色を見れたのは、先輩たちが引っ張ってきてくれたからです。先輩たちがいなかったら、わたしはその景色を見ることはできなかったです。でも、わたしより後に入ったメンバーは、そういう景色をまだ見たことがありません。後輩たちにも、わたしが「Go to 武道館」で見た景色を見せたいです。見つけるのにすごく時間はかかったけど、今のわたしが一番叶えたいことです。コロナ禍で今すぐに…とはいかないけど、また大きい会場でライブができるようになった頃には、わたしも燃えこれ学園を引っ張っていける一人になれるようにがんばっていきます。

次、歌う曲は1年前にレコ発したソロ曲です。ソロ曲制作が決まったのは、2018年の10月です。その頃のわたしは、膝の手術の話も出始めてて、みんなからの優しい言葉も受け入れられないくらい後ろ向きになってて、辞めることも考えてました。でも、わたしも、みんなも、待ち望んでいたソロ曲の制作が決まった直後に辞めるなんてできないと思って、当時のわたしは、ここに残る決断をしました。それからの2年間は上手くかいないことが多くて、あの頃のわたしの決断は間違ってたのかなと思うことも正直何度かありました。でも、当時のわたしの決断は間違ってなかったって、胸を張って言えるくらいキラキラした人生を、これから歩んでいきます」

その言葉に続いて、歌ったのが、手紙にも出てきた三浦千鶴のソロ曲の「Yell」。「この空に願い込めて 君の夢描くよ 涙拭いて走る今日が 明日を照らす光になるから」という歌いだしは、まさに三浦千鶴が燃えこれ学園を通して体感し続けている姿。「Yell」を聞きながら、改めて彼女の決意をこの歌を通して受け止められたのも嬉しかった。終盤には、ファンが書いて三浦千鶴に見せていた口上を、本人みずから読みながら届けていたことも報告しておこう。本人も嬉しかったのか、歌い終わったとき満面の笑顔だった。

「次はメンバーのみんなと一緒に歌いたいと思います」と叫ぶ三浦千鶴の声に呼ばれるように、髪の毛に三浦千鶴の大好きなヒョウ柄のリボンを付けたメンバーらが舞台に勢ぞろい。彼女たちは、ひと足早く夏を呼び込むよう元気いっぱいに「夏恋 ♡ LOVE」を歌唱。夏のビーチをみんなではしゃぎまわるような姿を見せながら、誰もが眩しい笑顔の花を咲かせていた。

流れだした動画では、燃えこれ学園に加入した当時から今に至るまでの歩みを、時代を歩むように写真と文章を通して伝えていた。

映像を受け、三浦千鶴をセンターに歌い始めたのが、夢に向かって進む人を応援する「明日へ」。三浦千鶴が読んだ手紙の内容を受け止めたうえで「明日へ」に触れたのも理由にあるのか、この曲が、三浦千鶴自身にエールを送る歌としても響いていた。

最後は、やはりこの歌だ。「ちーちゃん、お誕生日おめでとう」の言葉を受け、誕生日の人に送る最高のバースデーソング「お誕生日おめでとう」をみんなで歌唱。「生まれてくれて 出会ってくれてありがとう」「君がいるから 笑顔になるよ」の歌詞に触れるたび、その日の主役に出会えたことに嬉しさと感謝を覚える。歌の後半には、主役の三浦千鶴を他のメンバーたちが囲む場面も登場。このシーンも、見るたびに胸がジーンと熱くなる。歌い終わり、高未悠加が三浦千鶴へKISSしようとする仕種も見せていた。その後、三浦千鶴のためにメンバーみんなで「Happy Birth Day」を歌唱。歌い終わったところで、當銘菜々が、三浦千鶴のために書いた手紙を読みだした。

「ちーへ、生誕祭おめでとう。今日のちーはすっごくキラキラしてて、可愛くって格好良かったよ。急遽出れなくなって、本当にごめんね。「なぁなが出れなくなる」って連絡したときも、明るく「なぁなさんが元気なら良かったです」って返事をくれたけど、たくさんのプレッシャーの中で、不安でいっぱいだったよね。心配かけないようにって気を使ってくれてるんだろうなって、じつはちーちゃんは泣き虫屋さんだから、なぁなさんは心配で心配で、こっそり配信をログインして聞いてました。今日も歌った「明日へ」は、3月26日に開催した「2020年度ありがとうSP!」のラスト1曲のときに、今の形になったね。今の、これからの燃えこれ学園の決意として、初めてガラリと立ち位置が変わって、最初のセンターが、なぁなからちーになりました。あの曲は、なぁなが初めてセンターポジションに立った曲です。誰にも言わなかったけど、悔しい感情もあったし、でも、グループが前に進んでいくんだとか、いろんな思いで、じつは葛藤していました。だけどね、今のちーにすっごくぴったりだなって、3月26日にちーの歌う背中を見て感じてたし、改めて今日も感じました。後輩であり、先輩であるちーの位置は難しいときもあると思うけど、これからも燃えこれ学園を引っ張っていってほしいです。とっても頼りにしてます。もちろん、甘えていいからね。来年は一緒にステージに立って生誕祭を開催しようね。ちょっぴり早いけど、誕生日おめでとう。そして、あの日、焼き肉屋さんではるさんに出会って、燃えこれ学園に入学してくれて本当にありがとう」

その言葉を聞き、三浦千鶴は以下のように言葉を返してくれた。

「わたしも今日まで、あまり配信ではマイナスな感情をあまり出さないようにしようって。元気なアイドルとしてみんなの前にいたいなって思うし、自分の好きなアイドルさんはみんなそうだったから、そうしたいって思ってたんですけど。内心、すごく不安で。でも、予定通りに観覧ありで今日の公演を出来たことは本当に嬉しいです。5月の生誕祭って、メンバー全員が揃ったことがなくて。今年はみんな揃うと思って。でも(コロナのせいで)全員揃えなくて、すごく寂しかったです。でも、燃えこれ学園の生誕祭は続いていきます。これからの生誕祭、メンバー全員と、応援してくれるみんなと一緒に過ごせたらいいなと思っています」

彼女の想いが叶う日を願いながら、最後にメンバー全員で「校歌」を斉唱。次は5月24日(月)に行なわれる「佐々木千咲子生誕祭!」。また、みんなでこの幸せを分かち合おうよ。

PHOTO:平島理
TEXT:長澤智典


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