Perfume 4大ドームツアーの中から東京ドーム公演を本日WOWOWで放送!一足先にライブレポートが到着。

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メジャーデビュー15周年を記念して、Perfumeがベストアルバムを携えて行った4大ドームツアー。そのツアーの中から、2/25(火)東京ドーム公演の模様が、WOWOWにて本日20時より放送される。

この、放送に先駆けて、ベールに包まれていたライブのレポートが到着した。

Perfume結成20周年、メジャー・デビュー15周年。

これを記念して行われた4年ぶりのドーム・ツアー。そのファイナルとなった2月25日は、約8年ぶりとなる東京ドーム。これは3人の記念日としてだけではなく、Perfumeとファンのひとりひとりが歩んできた、いくつもの大切な記憶を思い出す、素晴らしいライヴだった。

開演前。ステージ後方のスクリーンには1から54までの数字、そして曲名が映し出されていた。昨年9月にリリースされたベスト・アルバム『P Cubed』に収録された楽曲の数とタイトルだ。このツアーは、その収録曲からファン投票が行われ、ドーム公演で聴きたい曲を募り、その集計の上位を中心にセットリストが組まれている。またステージの下手には1から11、上手には12から21、どこか見た記憶が残る数字のオブジェが並んでいた。これは10年前、最初の東京ドームのライヴタイトルにちなんだもの。下手が当時のタイトルで、結成10周年、そして11年目がスタートすることを意味しており、そして上手は20周年となる今年までと、21年目のスタートを表している。始まる前から、そういうひとつひとつの演出がされている。

ライヴの1曲目からそうだった。オープニング、中田ヤスタカによる過去のシングル曲をミックスした「Opera」に続いて、スクリーンに映し出された映像は、重い扉を開け、3人がゆっくりと光に向かって歩みを進めるもの。ヒールの音と緊張を感じさせる呼吸。そして逆光の中、ステージに登場したシルエットの3人は、着ていたマントを後ろに投げ捨てる。そして始まった「GAME」。ファンは気づいた。これが12年前、2008年のファースト・ツアーのオープニングとまったく同じであることに。

「こんばんは、Perfumeです! 会いに来てくれてありがとう!」

続く「Spending all my time」前の、あ〜ちゃんによる短い挨拶。この言葉には、この日を迎えられた喜び、そして自分たちを信じて来場してくれた人たちへの感謝。いろんな思いがこめられていた。そして「Dream Fighter」へ。12年前、初の日本武道館公演という夢を叶える3人に贈られたこの曲だが、その歌詞のように、終わりのない旅は続いている。この事実に胸がいっぱいになる。

「最高の時間にしたいんですけど、みんなはどうですか?」 あ〜ちゃんのMCに対する会場の大きな反応に、すでに3人とも感極まっている様子が伺える。メンバーが会場にいるPerfumeのコスプレを探す姿も、どこか昔を思い出す。ライヴはそんな記憶をさらに呼び起こしていく。恒例の会場グループ分けは、〈あ〉〈べ〉〈さん〉。インディーズの頃からずっと一緒にやってるスタッフの名前。

「みんなのいろんな思いや思い出をみせあいっこして、いろんな感情になりながら、楽しんで帰りたいなと思ってます」とあ〜ちゃんが言っていたように、それぞれの思い出が心に浮かぶ、そんな楽曲と演出が続く。「だいじょばない」は、昨年のCoachella2019で見せた、ライゾマティクスによるリアルタイム演出を再現し、新曲の「ナナナナナイロ」に続く「SEVENTH HEAVEN」のイントロのピアノアレンジは、2008年のSHIBUA-AXで行われたライヴのオープニングを再現していた。気づいたファンはもちろん、それをわからないファンにもその思いはちゃんと伝わっていた。

そしてメドレーで披露された9曲。こういう形になることで、余計に思い出がフラッシュバックしてくる印象。まさか「チョコレイト・ディスコ」がこのメドレーに組み込まれるとは予想もしなかったが、曲のつなぎが素晴らしい。スクリーンにはMVが映し出され、ひとりひとりの記憶をさらに呼び起こしていく。またこの10分以上のメドレーをやりきる3人のパフォーマンス力にも改めて驚かされる。

3人が姿を消したステージに、中田ヤスタカによる「Chrome」が流れる。3つのキューブ形のスクリーンに、3人のポリゴンが投影される中、それぞれのハイトーンな声が聴こえ、メンバーがキューブ型のステージに現れた。カウントダウンに続いて始まったのは「edge」。上手、中央、下手、それぞれのキューブに乗って、客席を移動していく。アリーナ中央でそれが再び合体し、ステージとなった。モニターに向かって指で⊿を描くパフォーマンスも思い出深い。

そのキューブに乗ったアリーナ中央で、スクリーンにはこれまでのライヴツアーのデータが機会的に読み上げられ、スクリーンにはビジュアル化されたデータと3人のポリゴンで作られた映像が映し出される。これは〈Reframe〉で見せた「Visualization」の再現だ。それが最新曲となる「再生」に繋がり、Perfumeの今、そしてこれからを感じさせる。

続いてそんなテクノロジーとは間逆な『「P.T.A.」のコーナー』へ。中央のキューブが再びアリーナを動き出し、客席とやりとりする間に、3人はスタンド席の近くまでやってくる。「はみがきのうた」そしてNHKの「できるかな」の振りと歌を指導。これが本当に難しい。そしてあ〜ちゃんの教えはとても厳しい(笑)。

そして後半、「Party Maker」で会場を興奮の渦に。ここで特筆すべきは「ポリリズム」の演出。Perfumeがブレイクするきっかけとなったこの曲で、スクリーンには様々なライヴやフェス、テレビ番組でこの曲を唄う映像が映し出され、さらにサビでは大きく花火が上がった。これは最初の東京ドームでの演出のオマージュ。あの日の感動を思い出し、胸がいっぱいになる。3人とファンが築いてきたその絆を感じると共に、20年という長い時間をひもといて、3人がPerfumeを続けてきたことに間違いはなかったんだと、このライヴが証明していた。

続く「Challenger」がこれからもこの挑戦が続いていくことを証明していた。そしてラストの「MY COLOR」が、ずっと変わらず、僕たちに会いに来てくれることを、そしてPerfumeはPerfumeであり続けることを唄っていた。こうやってみんなから求められることで、そしてその期待に応えようとすることで、Perfumeはその夢を叶えてきた。そしてこれからも求められる限り、その夢はずっと続いていく。そしてお互いにとって、Perfumeが人生になる。ファンの投票でセットリストを決めたのも、そういう思いから来ているのだろう。そんなことを改めて感じた20周年、そして21年目の未来の始まりに相応しいライヴだった。

「信じてもいい?」

「MY COLOR」が始まる前、あ〜ちゃんがつぶやいた。Perfumeと僕たちが、そうやってお互いを信じてきた、その思いが確かなものとなったのが、この日のライヴだった。

Perfumeと僕たちの夢は永遠だ。

文:金光裕史

『Perfume 8th Tour 2020 “P Cubed” in Dome』 撮影:Yosuke KAMIYAMA

『Perfume 8th Tour 2020 “P Cubed” in Dome』 撮影:Yosuke KAMIYAMA

『Perfume 8th Tour 2020 “P Cubed” in Dome』 撮影:Yosuke KAMIYAMA

『Perfume 8th Tour 2020 “P Cubed” in Dome』 撮影:Yosuke KAMIYAMA

『Perfume 8th Tour 2020 “P Cubed” in Dome』 撮影:Yasuyuki KIMURA

『Perfume 8th Tour 2020 “P Cubed” in Dome』 撮影:Yasuyuki KIMURA

『Perfume 8th Tour 2020 “P Cubed” in Dome』 撮影:AZUSA TAKADA

『Perfume 8th Tour 2020 “P Cubed” in Dome』 撮影:AZUSA TAKADA

『Perfume 8th Tour 2020 “P Cubed” in Dome』 撮影:Aki Ishii

『Perfume 8th Tour 2020 “P Cubed” in Dome』 撮影:Aki Ishii

『Perfume 8th Tour 2020 “P Cubed” in Dome』 撮影:Yosuke KAMIYAMA

『Perfume 8th Tour 2020 “P Cubed” in Dome』 撮影:Yosuke KAMIYAMA

『Perfume 8th Tour 2020 “P Cubed” in Dome』 撮影:Yuki Kawamoto

『Perfume 8th Tour 2020 “P Cubed” in Dome』 撮影:Yuki Kawamoto

『Perfume 8th Tour 2020 “P Cubed” in Dome』 撮影:Yuki Kawamoto

『Perfume 8th Tour 2020 “P Cubed” in Dome』 撮影:Yuki Kawamoto

『Perfume 8th Tour 2020 “P Cubed” in Dome』 撮影:Yuki Kawamoto

『Perfume 8th Tour 2020 “P Cubed” in Dome』 撮影:Yuki Kawamoto



『Perfume 8th Tour 2020 “P Cubed” in Dome』@2020/2/25 TOKYO DOMEセットリスト

M1 Opera
M2 GAME
M3 Spending all my time
M4 Dream Fighter
M5レーザービーム
M6 Hurly Burly
M7だいじょばない
M8ナナナナナイロ
M9 SEVENTH HEAVEN

M 10 P Cubed Medley
(チョコレイト・ディスコ〜Baby cruising Love〜ねぇ〜コンピューターシティ〜Spring of Life〜Sweet Refrain〜NIGHT FLIGHT〜未来のミュージアム〜STAR TRAIN)
M 11 Chrome
M 12 edge
M 13 Visualization
M 14再生
M 15 Party Maker
M 16 パーフェクトスター・パーフェクトスタイル
M 17 TOKYO GIRL
M 18ポリリズム
M 19 Challenger
M 20 MY COLOR

◆商品情報

〇発売日:2019年9月18日
〇タイトル:Perfume The Best "P Cubed"(読み方:パフューム ザ ベスト ピー キューブド)
〇形態/品番/価格
▶通常盤 3CD 【UPCP-1005/7:¥3,500(税込) ¥3,241(税抜)】

○収録内容
[DISC1]
1:Challenger
2:リニアモーターガール
3:コンピューターシティ
4:エレクトロ・ワールド
5:パーフェクトスター・パーフェクトスタイル
6:チョコレイト・ディスコ
7:ポリリズム
8:SEVENTH HEAVEN
9:Baby cruising Love
10:マカロニ
11:GAME
12:シークレットシークレット
13:love the world
14:edge (⊿-mix)
15:Dream Fighter
16:ワンルーム・ディスコ

[DISC2]
1:NIGHT FLIGHT
2:I still love U
3:不自然なガール
4:ナチュラルに恋して
5:VOICE
6:ねぇ
7:FAKE IT
8:レーザービーム
9:微かなカオリ
10:スパイス
11:MY COLOR
12:Spring of Life
13:Spending all my time
14:Hurly Burly
15:未来のミュージアム
16:だいじょばない
17:Magic of Love (Album-mix)
18:1mm

[DISC3]
1:Party Maker
2:Sweet Refrain
3:Cling Cling
4:Hold Your Hand
5:DISPLAY
6:Relax In The City
7:Pick Me Up
8:STAR TRAIN
9:STORY
10:FLASH
11:TOKYO GIRL
12:If you wanna
13:Everyday
14:無限未来
15:FUSION
16:Future Pop
17:Let Me Know
18:ナナナナナイロ

<デジタルシングル>配信中
タイトル:「再生」
(映画「屍人荘の殺人」主題歌)

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