仲野太賀&衛藤美彩 東京フィルメックス映画祭の舞台挨拶に登場! 中川龍太郎監督に感謝!

スポンサーリンク

第20回東京フィルメックスにおいて11月24日(日)、国際的な注目を集める新鋭・中川龍太郎監督の最新作で、宮下奈都の小説を映画化した『静かな雨』が上映され、上映前にW主演の仲野太賀と衛藤美彩、音楽を担当した高木正勝、中川監督が舞台挨拶に登壇した。

スポンサーリンク

満員の観客の温かい拍手に迎えられた仲野さんは「フィルメックスの熱量を感じて、びっくりしています。この作品を上映できることを誇りに思います」と笑顔で挨拶。中川監督とは『走れ、絶望に追いつかれない速さで』に続くタッグとなったが「中川監督とはほぼ同世代で、一緒に歩みを揃えて映画を作れる数少ない同世代の仲間です。今回は中川くんにとっては初の原作もので、自分にできることがあればと参加しました。前作から4~5年が経って、まだまだお互いに成長していかないといけないし、今回もタッグを組んで、またより一層、高め合いたいと思ったし、刺激し合って作品を作れる監督だなと改めて思いました」と振り返った。

主人公の行助を演じるにあたっては「どちらかというとハッキリと構築された世界観で進んでいく物語なので、見てくださる方に共感できる人間であることが重要かなと思った」と語り「(行助は)足をひきずっていたり、特殊な設定ではあるんですが、そこで行助の感情に普遍的なものが宿っていれば共感してもらえるのかなと思って演じました」と明かした。

一方、行助が出会う、たい焼き屋の女性で、交通事故の影響で新たな記憶を刻むことができなくなってしまうヒロイン・こよみを演じた衛藤さんは、本作で映画初出演にして初主演を飾った。「3月に乃木坂46を卒業したんですが、この作品の撮影中はまだ在籍していて、グループでの活動をしながらの主演でプレッシャーもありました」と明かす。

こよみという役柄について「緊張した日々の中で、あまり深く役作りとか『こういうふうにしよう』という感じでイメージを作らずにすんなり入れたのは、自分と近いものがあったからなのかなと思います」と語った。

また、中川監督の印象を問われた衛藤さんは「言いにくい…」と苦笑しつつ「本番前のリハーサルにたくさん時間をとってくださって『衛藤さんらしさが出てほしい』と何度もおっしゃっていただき助かりました。何回も打ち合わせをし、練習したので自然と入り込めました」と感謝を口にした。

音楽の高木さんは映画について「『音楽のいらない映画だな』というのが最初の印象でした」と語り、実際、監督にも「これ、音楽いらないんですけどどうしましょう…?」と尋ねたという。最初に映像を見ながら、即興的にピアノを弾いて曲をつけてみたというが「最終的にそれが(本編にも)残りました」と最初に感じたインスピレーションがそのまま音楽として活かされていると明かした。

中川監督は、日本の観客の前での初めての上映が東京フィルメックスという場になったことに「学生時代から行ってた映画祭でこうやって上映していただけて、ありがたいと思っています」と感慨深げに語る。

これまでオリジナル脚本で映画を作ってきたが、今回、初めて原作の実写化への挑戦となり「原作の持っているおとぎ話のような世界観が、若い世代にとっての寓話になるようにというコンセプトで臨みました。原作があるからこそ、いままで出せなかったものを出し切ろうと、アイドル出身の衛藤さんとコラボさせてもらい、憧れの音楽家である高木さんにお参加していただき、“同志”の太賀くんに作品の背骨を作ってもらいました。そうやって、周りの仲間をどう集めるか? というところで、この原作を一種の寓話にできていたらいいなと思って作りました」と共に映画を作り上げた周囲への思いを語っていた。

『静かな雨』は2020年2月7日(金)シネマート新宿他全国順次ロードショー。

©2019「静かな雨」製作委員会 / 宮下奈都・文藝春秋

関連リンク

映画『静かな雨』公式サイト
https://kiguu-shizukana-ame.com

タイトルとURLをコピーしました