BIGMAMA、恒例の「母の日」ライブを開催! そして、Roclassickツアーを発表!

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5月12日(日)、ロックバンドBIGMAMAが、今年で8回目となる恒例の母の日ライブ「mummy’s day」を、Zepp Tokyoにて開催した。

ライブ開演前、会場の扉を開けた瞬間、荘厳なシャンデリアの装飾と無数の鏡が並ぶ舞台は何処か違う異国の世界に訪れたような景色であった。「母の日」というものは、このバンドのためにあると言っても過言ではない、彼らにとって特別な日にBIGMAMAらしい粋なステージ演出である。そんな期待感に満ち溢れた会場の定刻、ベートーヴェン「第九」をモチーフとしたBIGMAMAのライブの始まりを示すオープニングSEが鳴り響き、メンバー5人が大歓声の中登場すると最新アルバム「-11℃」から、ポジティブで壮大な「YESMAN」の間髪入れないイントロでショウは幕を開けた。その後、疾走感溢れるパンクチューン「the cookie crumbles」「POPCORN STAR」を畳み掛けるように演奏し、フロアを一気に盛り上げると、「最後の一口」、「神様も言う通りに」といったボーカル金井政人のもつ独特な歌詞観をもった人気曲、そしてBIGMAMAの代表曲といっても過言ではない「秘密」など、バンドの魅力が所狭しと詰まった曲を息つく間もなく演奏し会場の熱はさらに高まっていった。そんな中、ロックとクラシックを融合させたBIGMAMAによる21世紀最大の発明とも言える金字塔作品「Roclassick」から、「走れエロス」「虹を食べたアイリス」「テレーゼのため息」「計算高いシンデレラ」など、17世紀のバロック時代から受け継がれるヴィヴァルディ、ベートーヴェン、パッヘルベルなどの作曲家によるクラシックの名フレーズを、BIGMAMAのロックサウンドと融合させた演奏は、神々しくまさに圧巻であった。ストイックなクラシックサウンドの他に、アルバム「-11℃」のファン投票でリード曲となった重厚かつ叙情的な「Step-out Shepherd」や、清廉なバラード曲「CRYSTAL CLEAR」、そしてこの日のためにアレンジを施された運命の愛を歌ったラブソング「A KITE」や、「春は風のように」など、溢れんばかりの美しいメロディを惜しみなく送り届けた。

後半では、2作連続のドラマイズム「賭ケグルイ」での主題歌起用となった「Strawberry Feels」「mummy mummy」で、重厚かつハードなグルーヴを生み起こし、「Roclassick」で発表されたチャイコフスキー「白鳥の湖」からインスパイアされた「Swan Song」のダークビューティなダイナミズムや、「第九」をモチーフとした「No.9」での普遍的な歓びと一体感、そして「Sweet Dreams」「MUTOPIA」で、観客と大合唱を歌いあげ、会場のヴォルテージは最高潮に。

「こんな素敵な日に誰も知らない曲を最後にやります。どうぞ聞いて下さい、新曲です!」というMCから初披露となる楽曲「St.Light」のサプライズ演奏を行った。BIGMAMAらしい切なくも疾走感のあるメロディで観客を魅了し、温かい拍手で会場が包み込まれ、ここでライブは終わりかと思えたその瞬間、激しく突き刺さるサウンドが鳴り響く、「荒狂曲"シンセカイ"」だ。ドヴォルザーグの交響曲第九番”新世界”を題材としたBIGMAMAの代表曲として、特別な日のラストを飾るにふさわしい美しくも破壊的なサウンドでライブを締め括った。

BIGMAMAの日である「母の日」ライブに、彼ららしい多彩なメロディは、ハードでヘビーなものからクラシック、バラード、ポップサウンドまで幅広く、そのひとつひとつにバンドの音楽への愛をしっかりと感じることが出来る素敵な時間であった。

また、ライブ終了後のBGMには、会場内で「母の日」ライブには欠かせない曲である「母に贈る歌」が流れ出し、来場者による大合唱がおこっていた。まさに、この日らしい愛を感じる光景であった。

同日5月12日には、10月にロック×クラシックの融合「Roclassick」をテーマとしたツアー「Roclassick tour 2019」が発表され、ヴァイオリニストを要する唯一無二のロックバンドBIGMAMAが歩みだす新たな音楽の新世界に今後も期待だ。

BIGMAMA

撮影:佐藤広理

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