アンテナ「深い 深い 青」リリースツアー各地SOLD OUT続出、大反響のうちに東京FINAL公演終了!

今年の1月に、東京・渋谷TSUTAYA O-nestにて、活動休止から約9か月ぶりとなる復帰ワンマンライブを行い、直後にmini ALBUM「深い 深い 青」をリリースした仙台出身4人組バンド・アンテナが、 3月23日、地元仙台を皮切りに「深い 深い 青」リリースツアー「NYTT LANDSKAP」をスタート。各地区ソールドアウト続出し大盛況の中、 4/19(金)東京・新代田FEVERで行われたライブでファイナルを迎えた。

結論から言おう。

メンバー全員のライブにおける大いなるエネルギーと溢れ出る喜びを感じたライブ、そして私たち観客のココロをそっと支えてくれるような感動的なライブだった。

「僕らの音楽は“ライフソング”ということを掲げてきたけど、このツアーで少しずつ浸透していることが実感できたツアーでした。」

この日もソールドアウトとなったライブ当日、一分の隙も無い満杯の観客に向けて、感謝の気持ちとともに発せられたボーカル/渡辺諒の言葉。

この“ライフソング”という言葉は、今年の1月の復帰ライブでも発せられていたが、新旧行き交う贅沢なセットリストとともにライブが進行して行く中、改めて彼らの音楽が、ファンと一緒に“人生という旅”をしていると感じた。そしてそれは、ツアーファイナルを閉めるラストソングとなった「ありんこ」でピークを迎えた。

この「ありんこ」という曲は、ニューアルバム「深い 深い 青」の最後に収録されている曲で、時計が針を刻む音を「チクタク チクタク」と歌い、「旅はまだ途中」というフレーズが強く印象に残る一曲。

「2017年にデビューして、去年活動休止に入ってこのFEVERでライブが出来なかった。その活動休止をしたのが1年前の4/19という、、、。狙っていないのにこのツアーファイナルが4/19になった。(メジャデビューしたばかりなのに)当時止まってしまったと思っていた時計は、止まっていなかったということを今日あらためて感じることが出来ました。」(渡辺)

時に人は、目の前で起こる問題だけに押しつぶされてしまうこともあるかもしれない。この日会場に詰めかけた250人のファン一人一人にも抱えている問題があるだろう。まさに「ありんこ」のように小さな体で、大きな荷物を背負うように。

彼らが目指す「ライフソング」の意味が少しだけわかった。

「誰かが出来る何かを僕は出来ない でも僕が出来る何かを誰も出来ない」(「ありんこ」より)

人生という長い旅の中で、彼らの音楽が日常のようにそこにあり、その音楽で、その言葉で背負っている荷物を少しでも軽くする。

そして、旅はまだ途中であると。

またライブでは2020年の2月22日に、東京・渋谷WWWにてワンマンライブを行うことが発表された。

「とにかくソールドアウトしたい。 400人のお客さんを集めたい。」(渡辺)

アンテナのライフソングに惹かれる「住人」をすこしずつ集めていきたい。という想いから「Liten stad」、スウェーデン語で「小さな街」と名付けられたこの公演。 10ヶ月後の公演を今このタイミングで自分たちの口から発表したのが、今の彼らの、ファンとのあらたな「夢の共有」なのであろう。

さらに、元号が平成から令和に変わる5月1日にはニューデジタルシングル「ごきげんよう」をリリースすることも発表された。

「加速していく毎日に置いてかれること それすら許してくれそうな深い深い 青」(「深い 深い 青」より)

アルバム「深い 深い 青」のリリース、そして「新しい景色」と題したツアーを経て、バンド「アンテナ」としての「旅」は続いていく。

「アリのままでいい 恥ずかしいことじゃない」(「ありんこ」より)

“ライフソング”

全ての人生に寄り添う音楽や言葉がアンテナにはあると確信したライブだった。

■文/島田雅美

■スチールカメラ:ゆうばひかり

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