福地桃子 初主演映画『あまのがわ』が全国公開! “観てもらうと思うとドキドキ”

2月9日、母との確執により心を閉ざしてしまった女子高生と、交通事故により体の自由を失った青年が、ロボット・OriHimeを通じて心の交流をし、成長していく姿を描いた映画『あまのがわ』が全国公開され、東京・有楽町のスバル座にて初日舞台挨拶には主演の福地桃子、共演の生田智子、水野久美、住岡梨奈、渡邉幸愛(SUPER☆GiRLS)、園田あいか (校庭カメラアクトレス)、そして古新舜監督が参加した。

映画初出演・初主演の福地は「皆さんに初めて観てもらうと思うとドキドキ」とついに始まった全国公開に期待と不安が入り混じった新鮮な表情。母親役の生田、祖母役の水野には「たくさん助けていただきました。劇中では親子関係が大事なので、撮影以外ではこちらが力を抜いて話せるような瞬間を作っていただいた」と感謝。すると祖母役の水野は自らのデビュー当時を振り返り「デビュー作というのは一番よく覚えているもの。だから私も初心に戻ろうと努力しています」と笑わせた。

また和太鼓の練習場所で二十歳の誕生日を迎えたという福地は「生田さんから二十歳の誕生日をサプライズで祝ってもらい、生田さんの娘さんとおそろいのリュックをプレゼントしてもらった」と嬉しそう。劇中では福地に厳しく当たる母親という役どころを演じる生田だが「普段の私はボーッとしていますが、娘を思う気持ちや愛情は同じ。娘に対して間違った方向に行ってほしくないという思いが、厳しい接し方になってしまったんだと思う」と同じ親として役柄に共感を寄せていた。

主題歌も担当している住岡は「屋久島の撮影を終えた後に、作品の持つテーマを織り込みながら作った思い入れのある曲」と紹介すると、古新監督は「僕が昭和歌謡が好きなので、『木綿のハンカチーフ』のような楽曲をリクエストしました。でも住岡さんはその曲をご存じないようで、そこにジェネレーションギャップを感じました」と笑いを交えて楽曲誕生秘話を明かした。

高校生役の渡邉は「私は現役高校生ではないので、久しぶりに制服を着てテンションが上がりました。お弁当を食べるシーンも『高校時代はこうだったよなぁー』と思い出しながら演じました」と“JK”再体験に喜び。一方、高校生役とは言え撮影時中学3年生だった園田は「すごく寒い撮影だったけれど、スタッフさんが気遣ってくれて優しかった」と慣れない撮影現場での思い出を振り返っていた。

現場の温かい雰囲気について福地は「この映画の現場は、みんなで作ろう!という雰囲気があった。私は映画出演も主演も初めてで不安だったけれど、この現場特有の温かさがあり、スタッフさんとの距離感を含めて、コミュニケーションをとる機会が多かった」とアットホーム感を強調。それに古新監督は「手作り感のある映画ですが、限られた時間の中で、いかにポジティブに向き合うかを大切にしました。現場スタッフの『いけるよ、いけるよ』という励ましの言葉に救われた」と苦楽を共にした現場スタッフに感謝を込めた。

舞台挨拶には、物語で重要な役割を担うロボットOriHimeとともに、開発者である吉藤オリィ氏も登壇。「コミュニケーションテクノロジーによって人類の孤独を解消する」というコンセプトにもとづいて開発されたOriHimeが、医療現場や高齢者介護の現場だけにとどまらず、より多くの人の日常生活に寄り添うロボットとしての多様な可能性について言及。「OriHimeを使えば、海外に行くのが難しい祖父母を、ハワイの結婚式に連れていくこともできる」などと語った。

最後に福地は、昨年の東京国際映画祭での上映を振り返り「たくさんの海外の方々にも観ていただき、日本の素晴らしい技術や屋久島の豊かな自然を感じてもらえたと思います」と手応えを口にし「誰かの背中を押すことのできるようなきっかけの作品になれたら嬉しい。誰かに元気を与えられることを願っています」とアピール。OriHimeについても「映画同様に現実世界でもたくさんの人を助けているロボット。もっともっと広まってほしい」とさらなる認知に期待を込めた。

福地桃子 初主演映画『あまのがわ』は有楽町スバル座ほか全国公開中!

©あまのがわフィルムパートナーズ

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