PINK CRES. 夏焼 雅、1st Live Tour千秋楽で“もっといろんなことしたい”とさらなる飛躍を誓う

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PINK CRES.にとって初めてとなるライブツアー『PINK CRES. 1st Live Tour 2018 ~PINK LAND~』が、9月24日の新宿ReNY公演で千秋楽を迎えた。最終日には、PINK CRES.リーダーの夏焼 雅にとって盟友・清水佐紀(Berryz工房 / 無期限活動停止中)もゲストとして登場。ふたりでBerryz工房作品も披露するなど、ツアーファイナルにふさわしい盛り上がりで魅せた。

新宿ReNYといえば、2018年7月には初単独ライブを開催するなど、メンバーにとっても、ファンにとっても思い入れのある会場だ。この日も、そんな彼女たちの初めてのツアーのファイナルの瞬間を共有しようと、Berryz工房時代から夏焼を応援しているファン、新規でPINK CRES.を知って足を運んだ人たち、女性誌『ViVi』公認インフルエンサー“ViVigirl”にも抜擢されている夏焼に憧れる女の子たちまで(その数はフロア下手側前方1/3を区切った女性限定エリアに入り切らないほど!)、実に多くのファンが詰めかける。もし初めて彼女たちのライブを観に来たという人は、まずこのファンの多種多様っぷりに驚くかもしれない。

PINK LANDと銘打たれたライブは、サウンドもビジュアルも、夏焼の描く世界観を投影したPINK CRES.らしさが詰め込まれたもの。すなわち、全編通して、美しさと可愛さ、かっこよさと強さ、笑顔とクール、そしてハッピーに溢れていた。

ピンクの色味を取り入れながらも、女の子ファンたちが普段の服装にもエッセンスを組み込めるよう“決して可愛すぎないバランス”で、夏焼がひとつひとつコーディネートした衣装に身を包み、公演は「キレイ・カワイイ・ミライ」からスタートする。そのまま「fun fun fun」そして8月にリリースされた最新盤『えとせとら』1曲目に収録された「P・I・N・K」と、冒頭から“The PINK CRES.”な作品が並べられる。ステージの照明もピンクがベースということで、3人がフロアを“PINK LAND”へと誘えば、観客もピンクのペンライトを振って応えていく。

中盤。ツアーではソロコーナーも披露してきたというPINK CRES.だが、ファイナルは少し趣を変えて、小林ひかると二瓶有加が初単独ライブ以来となるふたりでのパフォーマンスを披露する。選曲したのはBuono!「Kiss! Kiss! Kiss!」。各方面から今なお高い支持を得ているBuono!曲ということで、新宿ReNYでも大変な盛り上がりを生み出していく。その一方で、夏焼が歌ったのは、同じくBuono!から「消失点-Vanishing Point-」。夏の終わりに覚える切なさと、この名バラードが備えた切なさの二重奏。言うまでもなく、ボーカリストが夏焼 雅だからこそ、夏焼 雅ではないとできない演出である。

ここで、スペシャルゲストの清水佐紀が呼び込まれる。「PINK CRES.のライブにしみちゃんがいるのって不思議。」と夏焼が語りつつ、ふたりからは、今日偶然、Berryz工房時代から履いているお気に入りのマーチンの靴をお互い履いてきたというエピソードも披露される。そんな夏焼と清水のコラボレーションは、「あれしかないよね!」と、会場に目配せして、ステージの位置につく。その瞬間、大きなどよめきが沸き上がり、そしてカウントからの脊髄反射。恐ろしいまでに息の合った「スッ!」「ペッ!」のコールが会場を揺るがして、「スッペシャル ジェネレ〜ション」の熱狂が新宿ReNYを支配していた。

デニム地の衣装にチェンジした3人の“PINK LAND”はまだまだ続く。ツアー前にはダンス講座の動画も公開されていたポップチューン「TOUGH GIRL」では、みんな一緒の振り付けでパフォーマンスに参加して、3人からは思わず笑顔も弾ける。一方、「Sing to the sky」や「不器用な自分」では、ポップなノリだけではない、丁寧に折り重ねられたようなハーモニーやメロディーラインを響かせている。

ライブ後半はPINK CRES.のかっこよさと強さにスポットライトを当てているようだった。「Etcetera」をはじめとして、ハードなサウンドと突き刺さるようなボーカルワーク、そして挑発するようなダンスパフォーマンス。誰もがステージ上に釘付けになり、鼓動を煽るように打ち付けるビートで観客のボルテージもひたすらに上昇する。「Warning〜未来警報〜」まで3人は、円形のフロアで渦を巻くような興奮と熱狂をこれでもかと生産して、「どうもありがとう!」と、言い残し、一旦ステージを降りた。

アンコールでは「ラブ・タグ」「Summer wonderland」と、ハッピーなオーラをステージ上から放射していく。そしてキスマークが印象的なライブTシャツ姿となって、PINK CRES.はひとりずつ初のツアーを振り返る。

「今回のツアーを通して、こうやってPINK CRES.のためにファンのみなさんが会いに来てくれることって当たり前じゃない。それを実感しました。みなさんにパワーを与えられたか心配なんですけど、楽しかったですか? また会いに来てほしいし、これからも応援よろしくお願いします。」── 二瓶有加

「ツアーをやることが決まって、最初は楽しみな気持ちと不安な気持ちがあったから、『1日200時間くらいあればいいな』って思ったし、新曲がたくさんで覚えることもたくさんで不安だったんですけど、みなさんの顔を見ると安心するし、みなさんが歌を聞いてくれて、嬉しいとか感動したとか楽しいとか、プラス的要因の感情を持ってくれたら嬉しいなと思ってステージに立ってます。ツアーにきてくれたすべてのみなさんに感謝申し上げます。」── 小林ひかる

小林のかしこまった挨拶を受けて、「私もそれ言わないといけない?」と、確認をとったのち、夏焼は、いつもの彼女のペースで想いを述べていく。

「PINK CRES.のツアーをスタートして、誰も怪我なく元気にこれてよかったと思いますし、最後、スッペシャル感でしみちゃんが来てくれまして。ついついね、キャプテンがいるとホッとしちゃうよね。」と、まずスペシャルゲストの清水佐紀にお礼を述べる夏焼。しかし、この話には続きがある。

「……楽屋とかでPINK CRES.の3人でいる時は、ちょっとね、『ちゃんとしなきゃ』ってなる。でもさっき、すっごい無意識なんだけど、『大丈夫だよね、miya。大丈夫』ってひとりごと言ってたの。Berryzのメンバーがいる時って、『今日ほんとやばーい』とか言う人がいっぱいいたわけ。頼れる人がそれだけいたんだけど、でも(小林と二瓶の)ふたりにそれ言っちゃうと、miyaの不安感を与えちゃうじゃない? ……だけど、今度からはふたりの前でもこんなふうにひとりごと言おうかなって。というのも、ツアーをやってきて、ふたりが頼れる存在になってきたなって。安心感も一緒にいると増えてくるし、風邪引いちゃうこともあって、調子悪い時とか『助けてね』って言ったら助けてくれるから、ふたりとも。だから助かっております。」── 夏焼 雅

小林の“感謝申し上げます。”に対抗しての“助かっております。”なのかは定かではないが、ともあれ、Berryz工房時代からのエピソードを経て、PINK CRES.のふたりに向けての力強いメッセージを自然体でサラリと盛り込んでいく。美しすぎるがゆえに端から見ると近寄りがたいビジュアルながら、夏焼が数多くの後輩から慕われる理由は、こんなところにもあるのだろう。

そして最後に夏焼は、ファンに向けて「このツアーが終わったらストップではなくて、もっといろんなことしたいなって思っているので、PINK CRES.の活動、引き続き応援してください。」と呼びかけた。

夏焼が少し語っていたように、初単独公演の頃よりも、明らかに小林と二瓶のライブスキルが向上し、グループとしてのバランスが一段とよくなったPINK CRES.。ビジュアル面では、オーディションで合格してこの業界に足を踏み入れた小林と二瓶が垢抜けて綺麗になってきたのはもちろん、もはや業界歴16年にもなる夏焼が、ここにきて年を重ねていくごとに圧倒的に美しくなっていってしまうのはガールズグループ界隈の七不思議でしかない。しかし、年齢も芸歴も個性もまったく違っていながらも、一方でどこか同じ色を持っている3人。そんな色の強い輝きを、彼女たち自身も、ファンも再認識できた。

そんなPINK CRES.の初めてのライブツアーになったに違いない。

PINK CRES.
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<セットリスト>
M1 キレイ・カワイ・ミライ
M2 fun fun fun
M3 P・I・N・K
M4 LOVE CANDY
M5 片隅
M6 true love.
M7 Kiss! Kiss Kiss!(Buono!曲)
M8 消失点-Vanishing Point-(Buono!曲)
M9 スッペシャル ジェネレ〜ション(Berryz工房曲) ※回変わり(2公演目)
M10 ルート・シックスティーン
M11 ウワノソラ
M12 TOUGH GIRL
M13 Sing to the sky
M14 不器用な自分
M15 Etcetera
M16 Tell me why
M17 Warning〜未来警報〜
-ENCORE-
EN1 ラブ・タグ
EN2 Summer wonderland
EN3 サプリ

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関連リンク

PINK CRES. official website
http://www.pinkcres.com/

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